离人心上(The Sleepless Princess)
ジャンル:古装、恋愛、ファンタジー
話数:42分×35話+番外1話
制作年:2020年
放送:2020年7月~ 芒果TV
演出:董珂
脚本:高琮凯
日本公式サイト:📺
概要
体内の"生辰石"の影響で予知夢を見てしまう公主が、政略結婚した将軍と愛を育んでいくファンタジーラブストーリー。
キャスト
感想
2022年6月視聴
※内容に触れていますので、ご注意ください!
体内の"生辰石"の影響を受けたり、妖怪のような姿に変身してしまうヒロインが、『親愛なる君主様』で胡意旋が演じていたヒロインとかぶる💦(^◇^;)
胡意旋はとっってもかわいいんだけど、政略結婚先から逃走するために画策し続ける初月と、初月に姉以上の想いを寄せる徐星辰の、立場をわきまえない義姉弟の身勝手な行動に嫌気がさし(@@;)、カッコイイけど手荒な薛曜、薛曜に好意を抱く苏囡囡にもあまり好感がもてなくて、序盤はあまり視聴がはかどらず💧(×.×;)
薛曜が初月に惹かれ始め、初月が安眠するために薛曜と一緒に寝るようになる辺りから、ようやく視聴がはかどりました~♪
十二支の動物に変身してしまう初月の造形はどれも斬新だったけど、
ブタ(亥)に変身した姿が衝撃すぎた!!😂
こりゃ、大奥様も腰抜かすわーww😂
初月の変身について知らなかった薛曜が、まさかこの姿を最初に見ることになるとは・・・⚡😂
しかも、唇だと思って鼻先にキスしちゃうしw😂😂
胡意旋の体当たり演技に、アッパレでした~✨(。≧∀≦。)
前半はラブコメ要素強めだったのに、途中から、初月がひたすらつらい状況に置かれ、序盤の天真爛漫さが恋しくなってしまったほど💦(^^;)
薛曜と初月が結ばれたかと思えば、様々な事情で引き離され・・・を繰り返し、まさに「太陽」と「月」の如くすれ違い続ける・・・💧(@@;)
つかの間、「太陽」と「月」が重なる時もあり、2人が指を絡めて眠るシーン、媚薬に酔った初月が薛曜に抱きつくシーンにキュンときました~💞😍
今作は、キスシーン以上に、お姫様抱っこづくしww
毎回、郑业成 大変だなー💦と思ってしまったのですが😂、ガッシリした肉体、凜々しい顔立ちから香り立つフェロモンが魅惑的💓
物語が進むにつれ、初月への想いを募らせ、なりふり構わず行動する薛曜の姿に胸が熱くなり、涙を流す薛曜の美しさに惚れ惚れしてしまいましたー(;.;)
マントをバッサ~~~って羽織るシーンも必見w
後半は、波乱万丈さにつられて視聴が進んだけど、脇役に好みのキャストがいれば、もう少しハマれたかもな~♪と思う作品でした。
最終話+番外
※結末のネタバレしていますので、ご注意ください!!
今作のラスト+番外(日本版 36話)についての情報をうっすら耳にしていたので、さほど衝撃はなかったけれど、事前情報なく35話のラストシーンを観たら、面食らっていたかも💦(°°;)
1話冒頭とあわせて考えると、最後は「关山先生と晚晚」で終わったのかと思ったけど、途中で衣装が変わったから、「薛曜と初月」?
いろいろ疑問がわいて、あれこれ考えてしまったのですが、演出家のコメントを読んだ結果――――
衣装が変わる前・・・关山先生と晚晚=現実(現在)
衣装が変わった後・・・薛曜と初月=フィクション
――だと解釈。
演出家によると、关山先生は「また来た」と言っていて、崖の上の情景は关山先生の日常の一部であり、"無力感"を表しているのだそう。
諦めの境地に至って崖の上に立っては、いつも何かによって踏みとどまるそうで、今回もそうだろうと・・・。
映像では、いかにもジャンプしそうだったんですけどーw(゚▽゚;)
「BEではない」そうですが、その辺りの捉え方は、視聴者によって異なる気がしました。
番外は「奇跡と希望」が描かれており、演出家は「現実味のある現在の結末が好み」だそうなのでw、衣装が変わった後+番外は、視聴者を気遣ったエンディングなんだろうなと思いました😊
当初、「关山先生と晚晚」と「薛曜と初月」の物語は、全く別物だと思っていましたが、「关山先生と晚晚」が「現在」で、「薛曜と初月」が「关山先生の過去(+フィクション)」なのかなぁと。
初月が眠りについてからは、薛曜の兄 薛暮(关山)が書いた『关山纪事』の登場人物「关山先生と晚晚」として周遊生活を送り、初月が目覚める奇跡を待ち望んでいるのかなと推測しました。
天体にちなんだ「薛曜」「初月」「星辰」のネーミングは、子供に向けたファンタジー童話にふさわしく、「太陽」と「月」のような薛曜と初月の生活スタイルや相対関係、「月」と「星」の同属の義姉弟、「薛暮」と「晚晚」の名前の相似、天体の光=生命力?とか、深い意味はないかもしれないのに、妙に深掘りしてしまった💦(^◇^;)
またしても最終話に翻弄されて、いろいろ考えてしまったけど😂、演出家のコメントからすると、「关山先生と晚晚」の現在の愛の形を描きたかったという気がしたので、关山先生が語る物語が事実だろうがフィクションだろうが、結果的に「关山先生と晚晚」の愛の軌跡が伝わる内容であれば、どんなストーリーでもいいんだろうなと思いました。
終盤、关山先生が晚晚に語りかける言葉から、晚晚への愛情深さがひしひしと伝わってきて、ひたすらせつなかったー(;.;)
「关山先生と晚晚」のような情愛関係は、いつの時代にも当てはまるわけで、奇跡を願いながらもどうにもできない現実を生きるしかなく、時に悲嘆に暮れて、現実から解放されたくなるけど、再び生きる気力を取り戻し、愛に癒やされる日常――を描いているのが本編の結末で、そんな日々に奇跡が起こるストーリーが、番外でありファンタジーなのだと理解しました。
え゛、こんな深いドラマだったの!??w(゚▽゚;)
深読みしすぎてるかも??(^◇^;)
(個人の解釈として、サラッと流してください💦)
初月の🐷姿に爆笑してた頃がなつかしいww😂
ヒロインはギャグキャラwなのに、「惚れた女性がどんな姿に変わろうとも、一途に愛し抜く男性」という設定からして、郑业成を輝かせるためのドラマだなー✨と、しみじみ😊
日本版 36話がサブキャラたちの物語で幕を開けたことを不思議に思っていたのですが、番外はメインカップルの物語が先だったので、スムーズに視聴できました♪
演出家同様、リアルなエンディングも好きだけど、意外なカップルの誕生や、薛曜と初月の子供の扱いに驚いたり、薛曜と初月のユーモラスな会話に笑ったりと、明るく楽しい番外を観て、気分良く視聴完了できたのも事実。
「童話の結末は視聴者次第」だそうなので、各々のお好みのエンディングで締めということで・・・🎊😊
※Thank you for all pictures.